ブライアン・スコトコ先生講演会ブライアン・スコトコ先生講演会

NEW!講演会のお知らせ

【日本初講演】2020年11月3日(火) 午前9:00開始

ダウン症のある人たちのための新たなバーチャルクリニック(遠隔診療) 〜DSC2U〜

お申し込みはこちら

近年、ダウン症候群(以下.ダウン症)に関する医学・医療の進歩が目覚ましい一方で、米国では、ダウン症のある当事者の95%がダウン症の総合医療機関へアクセスしていないと言われています。最寄りのダウン症専門クリニックでの受診にも、 移動に2時間以上費やす家族が全体の2割に上ります。また、主治医にとって、ダウン症候群の多岐にわたる推奨すべき事や最新の情報を保持していくことは容易くありません。

多くのダウン症のある人が、医学・ 医療の進歩を享受し健康的生活を送るすべとして、米国で「 ダウン症の新しいバーチャル クリニック =Down Syndrome Clinic to You(DSC2U) 」が開始しました。最良かつタイムリーな医療情報に誰でもアクセスできるようになる方法として開発されたバーチャルクリニックは何を提供するものなのでしょう。

本講演会では、 同クリニックの創始者であるブライアン・スコトコ医師をお招きし、取組の全貌を伺います。また、講演会後半には、日本の私たちに対する示唆と可能性について、大阪医科大学小児高次脳機能研究所の玉井浩先生をはじめとする 日本のダウン症専門家を交え たパネルディスカッションを行い、将来を考えるきっかけにしてきたいと思います。 一緒に考えてみませんか。多くの方のご参加をお待ちしています。

日時 2020年11月3日(火)9:00~10:40(日本時間)
講演者
ブライアン・スコトコ医師写真

米国マサチューセッツ総合病院ダウン症候群プログラムディレクター

ブライアン・スコトコ医師

開催 当講演会はZoomを用いたオンライン形式です
議題
  • 1.ダウン症のバーチャルクリニックの開設の背景、特徴、実施状況(60分)
  • 2.Q&A (15分)
  • 3.バーチャルクリニックの展望 日米ダウン症の専門家によるパネルディスカッション(25分)
【パネリスト】
ブライアン スコトコ医師
玉井浩先生
竹内千仙先生
【司会・進行】
ヨコハマプロジェクト代表 近藤寛子
対象者 医療従事者・医学生・ダウン症のある方とそのご家族・介護者
参加費
  • 医療者・専門家¥3,000
  • 一般¥3,000
  • ダウン症のある方・ご家族・支援者¥2,000
  • 学生¥2,000
主催 一般社団法人 ヨコハマプロジェクト
後援
  • 一般社団法人 日本小児神経学会
  • 日本遺伝看護学会
  • 公益社団法人 日本小児科学会
  • 公益財団法人 日本ダウン症協会
  • 日本ダウン症学会
お申し込み https://yokohamapj-dsc2u.peatix.com/※Peatixのサイトに移動します
  • ※内容や順番は 当日の状況により変更する可能性があります。
  • ※定員について:参加申込人数が定員(200名)に達した場合、開催日前に募集を締め切る場合があります。

DSC2Uとは?

Down Syndrome Clinic to You の略語。日本語に直訳をすると、“あなたのためのダウン症クリニック” ハーバード大学医学部とマサチューセッツ総合病院のダウン症プログラム臨床チーム・研究チームが作った“ダウン症のある人の健康”を支えるバーチャルクリニックのことである。最良かつタイムリーな医療情報に誰でもアクセスできるよう、テクノロジを駆使しコンピュータによる完全自動化を実現したと言 われている。

スコトコ医師の紹介

スコトコ医師写真

マサチューセッツ総合病院ダウン症プログラムディレクター

ブライアン・スコトコ医師Dr.Brian Skotko

DSC2Uの創始者でもあるブライアン・スコトコ医師は、米国マサチューセッツ州のボストンにある、マサチューセッツ総合病院にて、ダウン症候群プログラムのディレクターを務めており、遺伝学とともに知識や成長が気がかりな子どもたちへの取り組みにおいて、米国の第1人者である。
日々子どもたちと接すると共に、近年の著書では、ダウン症候群と接する家族にむけても、分かりやすいメッセージを発信し続けている。また、スコトコ博士にはダウン症の妹がいて、マサチューセッツ州ダウン症会議の名誉理事も務めている。

デューク大学、ハーバード大学医学部、ハーバードケネディスクールを卒業
現在はハーバード大学医学部の准教授、ダウン症に関する臨床およびトランスレーショナルリサーチのリーダーでもある。
著書: ”Common Threads:Celebrating Life with Down Syndrome” and “Fasten Your Seatbelt:A Crash Course on Down Syndrome for Brothers and Sisters”
メディア掲載: ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ロサンゼルスタイムズ、NPRの「オンポイント」、ABCの「グッドモーニングアメリカ」他多数

パネリストの紹介

玉井 浩写真

大阪医科大学 名誉教授・小児高次脳機能研究所所長

玉井 浩

患者さんの病気を治療するだけではなく、家庭生活や学校生活での困難さにも目を向け、教育・福祉関係者とも連携して、よりよい生活や活動ができるように支援することも重要と考えています。
特にダウン症・ウィルソン病・発達障害を専門領域とし、臨床・研究のみならず、ウィルソン病友の会の顧問医師や日本ダウン症療育研究会会長として、ウィルソン病患者やダウン症児、またその家族のサポートに力を入れています。

大阪医科大学卒業後、小児科専門医・小児神経専門医を取得。
現在は、同大学名誉教授(小児科)、小児高次脳機能研究所所長として、発達障害やダウン症の研究と診療を行なっている。
日本ダウン症協会理事、日本ダウン症学会理事長、日本小児神経学会監事

竹内 千仙写真

東京都立北療育医療センター内科医長

竹内 千仙

ダウン症候群のある大人の方の診療を行なっており、医療と福祉の両面から生活全般のサーサポートを行なっています。
これまで成人のダウン症候群の診療に詳しい医療者は非常に少なく、日本ダウン症学会においてタスクフォースを立ち上げ、移行医療支援ガイドの発行に向けて準備を重ねています。日本でもオンライン診療は解禁されており、バーチャルクリニックは非常に魅力的で、大きな可能性がある診療デバイスとなりうると考えられます。

1996年 東京女子医科大学医学部卒業,同年東京女子医科大学病院神経内科入局
2002年 東京女子医科大学神経内科学教室助教
2010年 東京都立北療育医療センター内科医長,東京女子医科大学神経内科非常勤講師
専門は脳神経内科学,臨床遺伝学,遺伝カウンセリング
資格など:医学博士,日本神経学会神経内科専門医・指導医,日本内科学会総合内科専門医,臨床遺伝専門医
所属学会:日本神経学会、日本内科学会,日本人類遺伝学会(評議員),日本ダウン症学会(理事)など

近藤 寛子写真

ヨコハマプロジェクト代表

近藤 寛子

海外素材メーカーにおいて事業開発に従事した後、外資系コンサルティングファームへ転職。ゼロからキャリアを築き直す。政府・エネルギー・通信・製造・IT・化学における改革系プロジェクトに従事し、数々の事業戦略立案、改革プロジェクトを手掛ける。2012年、第3子誕生とともにダウン症のある生活に関するリサーチを開始。2015年、コンサルティングファーム退職と同時に一般社団法人ヨコハマプロジェクトを設立。ダウン症のある生活に関するグローバルリサーチに従事し、同分野における各国リーダーとの交流を温める。2018年、経営コンサルティング専門の合同会社マトリクスKを設立。東京大学大学院工学系研究科学術支援専門職員を併任。

著書:「改革の過程から規制の進化を探る」(2019年, erc出版)
学位:(MA, MBA)
その他活動:ブライアン・スコトコ、スーザンレヴァイン(著)伊藤英夫(総監訳)西脇恵子(監訳)「シートベルトを締めて発車しよう ーきょうだいにダウン症のある人のための短期集中コース」(三輪書店)の翻訳に従事

スコトコ医師の過去の講座

ブライアン・スコトコ医師によるオンライン講座

「気づいていますか?きょうだいの気持ち」
〜家族や医療関係者のためのきょうだい講座〜

*2020年9月実施

満足度100%(回答数29)

ワークショップ参加者の声

とても素晴らしい内容でした。きょうだい支援をしておりますが、改めてダウン症のきょうだいに特化した「きょうだい支援」を立ち上げようと思いましたのでワークショップを参考にしようと思います

私の息子は33才になりますが、今一度、兄弟の関係を振り返る機会を頂きました。これからの活動にとても役立つ内容でした

とても興味深く拝聴しました。親の立場でしか児を見ていなかったので違う視点に気付かされました。親はダウン症児がどうしたらより幸せな人生を送れるか考えて様々に働きかけをします。そこにはこどもがダウン症児である現実しかありません。ですが兄弟たちが思うことは多様で、質問の後ろにどんな疑問があるのか確認すること、疑問の本質に答える必要があると知りました。また兄弟たちへの支援も重要とわかりました。日本でも兄弟児への支援体 制がとられるようになるとよいと感じました。