「おうちのくらしのーと」第2弾の開始
「困った」を「大丈夫」にかえるヒント
コロナ禍をうけ様々な環境でくらす子ども向け情報提供サポート
<発信元>一般社団法人ヨコハマプロジェクト・ソーシャルユニット 「みぢか☆しゅう」
2020年6月8日
一般社団法人ヨコハマプロジェクト・ソーシャルユニット「みぢか☆しゅう」は、コロナ禍をうけ、様々な環境でくらす子ども向けの情報提供活動「おうちのくらしのーと -『困った』を『大丈夫』にかえるヒント-」を開始します。「おうちのくらしのーと」では、子どもが健やかにくらすためのヒントを、ビジュアルに文を添える形で紹介します。
本活動は、「おうちのくらしのーと -こんな時だからこそ、笑顔で過ごせるように-」に続く、「おうちのくらしのーと」第2弾にあたります。
■活動の背景
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が全国的に解除された一方、コロナ禍は依然として私たちのくらしへ大きな影響を及ぼしています。とりわけ、子どもにとっての重要なセーフティネットである学校が長期休校となったことや、現在も分散登校、半日登校等、変則的な対応が続く状況にあって、様々な環境でくらす子どもに対する見守り機能の充実化や、情報アクセシビリティの強化が喫緊の社会的課題だと考えられます。
本年4月に開始した、コミュニケーション配慮の必要な方向けの情報提供活動「おうちのくらしのーと-こんな時だからこそ、笑顔で過ごせるように-」において、「急激な生活変化を子どもにどう伝えればいいのかわからず困っていた」「新型コロナウィルスのことについて、のーとを利用しながら、子どもとコミュニケーションをとるようにしている」「子どもに説明しやすくなった」など、のーとの利用に関する感想や生活の不安の声を頂戴しています。
様々な環境でくらす子どもが晒されている状況や、「おうちのくらしのーと」に対する利用者の方々の声を踏まえ、わたしたちは健やかに生きるすべを考え、子ども達のくらしを応援します。その具体的化として、第2弾の「おうちのくらしのーと」となる「『困った』を『大丈夫にかえるヒント』」を開始します。
■活動の概要
・激変する生活環境の中、子どもの健やかな生活に役立つヒントを提案します。
生活・福祉・医療の専門家の助言をもとに、生活環境の激変時に起こりがちなことや、注意喚起が求められることに着目しつつ、健やかにくらすために子どもが取り組めそうなことを取り上げます。
・子どもも大人もホッとした気持ちで読めるコンテンツを目指します。
一度に伝える情報量を抑え、またビジュアルを活用し、受け入れやすい伝え方を組み合わせます。
苦労経験を重ねてきた猫「にゃんこ先生」を登場人物に据え、人間の子ども達に「~してみよう!」と声をかけたり、経験を分かち合うストーリーを提示することで、子どもにも大人にも安心して手に取っていただくことを目指します。
・学校、自治体、NPO、医療医機関等地域密着型情報提供にも取り組みます。
「おうちのくらしのーと」を子どもたちに手に取ってもらえるよう、地域の関係機関・団体との連携に取り組みます。当面は横浜市内のいくつかの地域を対象に活動を実施し、状況に応じ活動範囲を見直します。
■ 発行頻度
月1回
■活動体制
一般社団法人 ヨコハマプロジェクト
コンテンツ作成:
ソーシャルユニット「みぢか☆しゅう」
えがこう!日高由美子(えがこう!アートディレクター)、石上志保(言語聴覚士)近藤寛子(一般社団法人ヨコハマプロジェクト 代表、マトリクスK 代表)
専門家:
有賀道生(精神科医、桐の木クリニック 院長(医学博士))
松原未知(社会福祉士/精神保健福祉士/元生活困窮者自立支援員)
古堅純子(幸せ住空間セラピスト、家事効率化支援アドバイザー)
前田恭子(ヨコハマプロジェクト)
運営メンバー:
近藤寛子(総括)、福田恭子(広報)、濱形寿夫(コミュニケーター)
■本件に関する問い合わせ先
infoアットマークyokohamapj.org お問い合わせの際は、アットマークを@に変換ください